3章 ダメージと回復
§3−1:ダメージの種類と自然回復
このルールではキャラクターが受けるダメージを以下の表の2種類に分けます。
◆表3−1:被害種別表
|
被害種別 |
意味 |
表記 |
自然回復 |
A) |
負傷 |
物理的・肉体的被害 |
□の中に×を記入 |
1日に1点 |
B) |
疲労 |
肉体的・精神的消耗 |
□の中に/を記入 |
1時間に1点 |
- 負傷/疲労にかかわらず、1点のダメージは【基本能力】を1点低下させます。
- 受けたダメージはダメージを受けたものが好きなように分配して【基本能力】から減少させます。
- ダメージによる【基本能力】の減少は必ず上のレベルから行います。
- ダメージの回復速度は「被害種別表」の自然回復率のとおりです。
- 自然回復の場合、ダメージは必ず下のレベルから、トータルでどこか1点づつしか回復しません。どこから回復させるかは自由です。下のレベルのダメージが回復しないかぎり、上のレベルのダメージは回復しません。
§3−2:応急手当
ダメージによって減少している【基本能力】が何種類あるかを数え、その数を難易度レベルとして【要領】でロールします。《医学》や《応急手当》といった《特技》があれば、この判定の際に+1LMできます。判定に成功すればどこか1点の負傷を疲労に変えることができます。負傷を疲労に変更する箇所は手当てを受けている方が決めてください。
§3−3:落下ダメージ
落下によるダメージは負傷ダメージとします。落下によって受けるダメージは落下したmを難易度レベルとして変換した難易度表の対応するダイスの出目とします。例えば3mから落下したらd8、10mから落下したらd30という具合です。GMは落下した地点の地面の状態によっては実際に落下したmを低いものとみなして処理してもかまいません。
落下によるダメージは【体力】でロールした達成値だけ減少することができます。防具の防御力は、この落下ダメージの減少の際には無効です。