§行為判定
- ○通常行為判定
-
- 行動を行うものを「行動者」とする。
- 行動者は自分の行動を具体的に宣言する。
- GMは「難易度表」からその行動の難易度(レベル)を決め、どの【能力】で判定するのかを行動者に指示する。
- 行動者は指示された【能力】の現在のレベルに対応するダイスを「難易度表」から決定し、そのダイスを振る。この時の出目を「行動者達成値」とする。
- GMは 3.で決定した難易度に対応するダイスを「難易度表」から決定し、そのダイスを振る。この時の出目を「難易度達成値」とする。
- 行動者達成値>難易度達成値なら、行動者の行動は成功したことになる。
※これ以降で「〜でロールする」とあればこの手順を行うことを指す。
◆表D:難易度表
レベル |
|
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0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
10〜14 |
15〜49 |
50〜∞ |
難易度 |
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楽勝 |
簡単 |
並 |
難 |
困難 |
至難 |
達人 |
超人 |
神業 |
超絶 |
ダイス |
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d2 |
d4 |
d6 |
d8 |
d10 |
d12 |
d20 |
d30 |
d100 |
d100+レベル |
- ○レベル修正(省略形:LM)Level Modifier
- レベル修正とは【能力】でロールする際に、振るダイスを決定するレベルに対する修正のこと。これ以降で「〜±nLMする」とあれば、【能力】に+nレベル(もしくは−nレベル)したレベルのダイスを振って判定する。【能力】が6レベル以上の場合は、レベルが変動しても振るダイスが変わらない場合があることに注意。レベル修正は《特技》によるものと、状況によるものの2種類がある。
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- A)《特技》によるレベル修正
その行動に有利な影響を与える《特技》を持っていれば、その影響を与える《特技》の数だけのプラスのレベル修正を得ることができる。
- B)状況による修正
- GMは行動者が普通より有利、もしくは不利な状況であると考えるならば、難易度ではなく判定に使用する【能力】にレベル修正を加えることができる。有利不利な条件1つ毎に±1の修正をすることができる。通常の判定では修正を加えても±1程度まで。状況による修正は道具による修正も含まれる。
- ○ダイス修正(省略形:DM)Dice Modifier
- ダイス修正とは【能力】でロールした際に振ったダイスの出目に対する修正のこと。これ以降で「〜±nDMする」とあれば、振ったダイスの出目に±nすること。ダイス修正は主に道具の効果によるもので、通常はマイナスの修正はない。
- ○対抗判定
- 行動が対立する場合、この「対抗判定」によって処理する。
-
- 行動を行って相手に影響を与えようとしている者を「能動者」、影響を受けようとしている者を「受動者」とする。
- 能動者は自分の行動を具体的に宣言する。
- 受動者は能動者の行動に対してどのような行動をするかを具体的に宣言する。
- 能動者/受動者はお互いにその行動に対応する【能力】の現在のレベルに対応するダイスを「難易度表」から決定し、そのダイスを振る。この時の出目を能動者側は「能動達成値」、受動者側は「受動達成値」とする。
- 能動達成値>受動達成値であれば能動者の試みは成功したことになる。
- ※これ以降で「〜の【XX】と〜の【XX】で対抗判定」とあればこの手順を行うことを指す。
- ○行動の手加減
- ・あらゆる行動は好きなだけ手加減することが可能。
・手加減の方法はどれほどの−LMや−DMであるかを宣言して行う。
- ○行為判定時の経験点の消費(選択ルール)
- ・あらゆる判定の際に経験点を消費して、その消費した点数を+DMとする。
・消費する経験点の点数は、ダイスを振る前に宣言すること。
※このルールを使用するかどうかはGMが決める。
※ダイス振ってからの「経験点の消費による達成値を上昇」を可能にしてもよいが、それを認めるの場合はNPCも適度な経験点(PCの所有する残り経験点の合計を主要NPCに分散させるぐらい)を持ってもよい。