JoJoの奇妙な学園
0.前書き
0−1.注意!!
これはオリジナル・ルール「Zero_System」を中核としたテーブルトーク・ロールプレイング・ゲームのサプリメントです。このサプリメントだけではプレイすることはできません。このサプリメントの内容は全て基本ルールブックを踏まえた上での説明になっています。したがって、このサプリメントを読む前にZero_System基本ルールブックに目を通しておくことをお薦めします。
0−2.前書き
タイトルを見て大半の方はお解りかと思いますが、これは週刊少年ジャンプ連載の「ジョジョの奇妙な冒険」(荒木
飛呂彦(C))をRPG化したものです。このルールではその作品の第3部から登場した「スタンド」を扱います。彼もしくは彼女のそばに亡霊のように立つ影。普通の人には見ることができず、その影は人知を超えた様々な能力を持っています。このルールではキャラクターを「スタンド使い」とし、その能力を駆使して様々な状況をくぐり抜けていくことをプレイの基本とします。
RPGが好きで、「ジョジョの奇妙な冒険」が好きな方には、あの「スタンド」が自分の意のままに操れたらと、1度ならず考えたことがあるはずです。このルールでは原作の雰囲気を重視し、ルールのバランスを保ちつつ、原作のスタンド達を可能な限り忠実に再現することを念頭においています。
原作をご存じでない方は、是非、原作を読むことをお薦めします。その一見地味な雰囲気の中に秘められた冒険の数々が理解できれば、きっと想像力の翼をはためかせることができるはずです。
0−3.ルールについて
これはオリジナル・ルール「Zero_System」を中核として、原作にできるだけ忠実にスタンド能力を再現するためのルールです。プレイヤーやGMは自分の想像力のままにスタンドを作ることができますが、それらを全てルール化することは不可能です。このルールでは長時間のテストプレイの結果、どうしても解説が必要なものだけに説明を限定してあります。スタンド能力のルール化については、このルールでは一定の法則のようなものがあります。ルールにないスタンド能力を作った場合、このルールをしっかりと読み返し、その法則性に当てはめることによってルールの枠に取り入れられるようにして下さい。