雑記帳2024


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ホグワーツレガシー Nintendo Switch版 2024.01.10

 舞台は1890年代のホグワーツ。原作本編よりも100年程前の時代のため、幽霊や動く絵を除くと原作本編のキャラクターは登場しません。ただし、ウィーズリーやオリバンダーといった、原作本編と繋がりのあるキャラは多数登場するため、原作ガチ勢でも楽しめると思います。

 プレイしているのはSwitch版ですが、PS5を始めとした他のプラットフォームですでに販売されているため、何をいまさらという感がいなめないので、内容について語らなくてもいいかと思います。

 なので個人的に気に入った点や気付いた点などを紹介します。

〇イマイチな点
 数が少ないので先にこちらを。

1)キャラメイク:髪型がイマイチ
 マイキャラを作れるとあって拘りたい部分ですが、意外にピンとくる髪型がありませんでした。ただし、舞台が1890年代のイギリスということから、その時代にありそうな髪型だけに限定している感はあるので、ここはイマイチというよりも開発スタッフが世界観を正しく理解しているのだと、逆に感心しました。なので、日本のアニメに出てくるようなキャッチな髪型はありません。世界観を壊さないのだと判断し、近いので妥協しましょう。

2)キャラメイク:声がイマイチ
 キャラボイスは男女1つ+ピッチ変化調整で多少の差は出るのですが、ピッチ調整の仕方によっては反響したような声に聞こえます。せめて声優は男女2人ずつは用意して欲しかった(理由は、寮が4つあるので、4キャラは作ることになるから)。


〇気に入った点
 で、こっちが本題。

1)箒で飛ぶのが楽しい
 原作と同様に飛行の授業を受けた所まで進めないと箒を入手できません。しかも、このゲームのオープンフィールドはとにかく広い上に、ほとんどの地形が複雑な場所ばかり。そのため、箒を入手して飛行できるようになると非常に動きやすくなります。
 この手のゲームにしては、2m程度の段差を上ってくれるシステムになってますが、崖や建物の上にすぐに移動できるのは便利。
 旋回と上下移動に慣れると、自在に飛び回れる感が味わえます。木や他の植物はほとんど障害物としての判定がない(もしくはスライドしてすり抜ける)ため、森の中を高速で飛びぬけることも可能。
 箒は全部で13種類あるんですが、これは見た目だけで性能は全て同じです。なので好きなのを選べます。ただし、箒によってはエフェクトがついているものがあります。
 エンバーダッシュの箒と野火の箒は、箒の掃く部分に火がついているように見えるんですが、高速移動を始めると、火が強くなって出力が上がっているように見え、さらに上の空気が歪んでみる演出がついています。
 ムーントリマーの箒は前にランタンがぶら下がってるんですが、夜に使用するとちゃんと周囲を照らしてます。
 個人的には原作ガチ勢ならご存じ「シルバーアロー」が一番好み。


※小ネタ
 Lボタンでホイールメニューを表示→Aボタンで箒に乗るんですが、ジャンプ中や崖から飛び降りながらこれをやってみましょう。空中で箒に乗れます。個人的にはダッシュ→ジャンプ→箒乗りをやると、スクランブル感が出て良い。


2)魔法によるコンボが楽しい
 サブクエストの中で魔法のコンボを練習する機会があります。その時は仕える呪文が少ないのであまり考えませんでしたが、後で習得していくと呪文セットをどのように組んでおくかで、対応能力が変わってくるのに気付きました。
 呪文セットは4つで1セット。後に才能が解放さえれると、4セットまで拡張できます。しかし、セット可能な呪文は26もあるため、全てを切り替えて使うことはできません。自分は3セットを戦闘用、1セットを探索&必要の部屋用を入替て使ってました。
 戦闘用に使う呪文は16ですが、敵がプロテゴ(バリア)を張ってくることを考えると、それを破るために制御(黄)、強制(紫)、攻撃(赤)の呪文は各セットに一つ必要。さらに亡者対策に火炎魔法(インセンディオ、コンフリンゴ)も必須。ここまでの条件で自分だけの魔法の組み合わせを探すといいと思います。

 で、何が楽しいかというと先ほどの「魔法のコンボ」になります。基礎呪文を絡めた攻撃は、コンボカウンターが表示されるんですが、今の所、最高で31ヒットが出せました。これは自分のレベルや相手の強さにもよるので、一概には言えません。

 ここからオススメのコンボを紹介します。


A)(おそらく)DPS最強コンボ:フリペンド→ディセンド(才能で強化)→基礎呪文×4

 このゲームの戦闘に使用できる呪文は、基礎呪文を除くとクールタイム制になってます。つまり1度使用すると、再使用まで一定秒数待たないといけないのです。才能による強化(基礎呪文の熟練)でクールタイムを短くできるのですが、強力な魔法ほどクールタイムが長いのが現実です。
 フリペンドは戦闘用16呪文の中でクールタイムが最短です。フリペンドで敵を浮かし、基礎呪文(才能で強化)をゆっくり目で連射している間にフリペンドは再使用可能になります。
 このコンボのキモは、ディセンドによる瞬間火力。浮いている相手に使用すると大ダメージを与えることができる上に、才能で強化すると叩き付けの衝撃波で周囲の敵にもダメージが入ります。初めてフリペンド→ディセンドのコンボをやった時は、敵のHPを瞬時に6割以上削りました。上記のコンボを叩きこむと、敵のHPは0になるか、ほとんど残ってません。

 ただし、このコンボは万能では無いのでご注意を。トロール等のフリペンドやディセンドが利かない敵がいるからです。


B)とにかく瞬殺コンボ:クルーシオ(才能で強化)→基礎呪文×適当→アバダケダブラ(才能で強化)

 後半戦で入手できる許されざる呪文を使った瞬殺コンボです。ネットでもあちこちで紹介されていると思います。このコンボは、クルーシオもアバダケダブラも才能で強化が必要です。
 このコンボのキモは、クルーシオの呪いを、才能で強化することで他の敵に感染させられるようになること。この感染はクルーシオをかけた敵に基礎呪文を数発打ち込むことで実現できます。視界内の敵が全て感染していることを確認したら才能で強化したアバダケダブラで一掃できます。トロール2体同時でも余裕です。まさに「許されざる呪文」。

 このコンボはアバダケダブラのクールタイムが非常に長いので連発できません。この対策なのか、無法者の野営地には、後から増援で出現する敵がいるので、万能だと過信しない方がよいです。


C)真・許されざる呪文コンボ:変身術(才能で強化)→古代魔術の投擲

 変身術を才能で強化すると、相手は樽爆弾になります。これを古代魔術の投擲で別の敵に投げ付けることで、瞬時に2体を屠るコンボです。相手が1体しかいない場合、樽爆弾になった敵を基礎呪文で攻撃することで起爆できるので、瞬殺できます。
 なお、樽爆弾の爆風は範囲攻撃になっているので、敵が密集していたらチャンスです。変身術は制御呪文の中でも最長のクールタイムですが、遠距離まで届くので、スナイパーのように待ちながら使ってもいいかもしれません。

 ある意味「瞬殺魔法」になっている変身術。この魔法は制御呪文の皮を被った許されざる呪文なのではと思う今日この頃。
 ちなみに、トロールのように変身術が利かない相手もいるのでご注意を。


D)裏・許されざる呪文コンボ:浮かし系呪文→基礎呪文(才能で強化)のループコンボ

 浮かし系呪文とは、アクシオ、フリペンド、レヴィオーソの3つです。この内、アクシオとレヴィオーソは初期に受ける授業で習得できます。コツは浮かせた敵に基礎呪文をゆっくり目で当てていくことで、浮かし系呪文のクールタイムを稼ぐことです。

 ちなみに先に書いた31ヒットは、アクシオ、レヴィオーソ、基礎呪文の3つで達成しています。要は「君が死ぬまで浮かしておくことを辞めない」という感じです。

 何度も書いてますが、トロール等の浮かし系呪文が利かない相手には通用しません。ただ、基礎呪文の才能強化さえできれば、他の強力な呪文が習得できなくても即死コンボが可能だという点です。



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