「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」
真実である答えは1つしかない。
しかし、”真実であると認識されるもの”については、その限りではない。
”其れ”は、正気と狂気の狭間に沈み込み、
目を閉ざし、耳を塞ぎ、口を噤んだモノたちによって闇に葬られてきた。
”其れ”は、真実であり、同時に真実ではない。
それは何故か?
その答えはこの世界が『偽装世界』であることに辿り着き、
『真世界』と向き合う勇気を持つことができた者のみが知ることができる。
ほとんどのモノは、”其れ”を知ることを無意識に拒否する。
それは何故か?
それは皆がそのように作られているからだ。
”其れ”を知る、もしくは触れることで正気を保てるものはほんの一握りである。
正気を保ちたいのなら、目を閉ざし、耳を塞ぎ、口を噤んでおくべきである。
もし君に、自我の崩壊を食い止め、絶望的なこの世界に、
あえて立ち続ける勇気があるのなら
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さあ、この先を読みたまえ。